代表者(崎田)コラム

プレゼンの極意をご存じですか?

コラムです。あなたの人生にとってほんの少しでも、良いスパイスになれば嬉しいなと思います。このコラムは【しがらみなし】で書きます。起業する人、社長さんに必要であれば【タブーな話】もします。ご了承のうえ、お読みいただけると幸いです。

プレゼンの極意をご存じですか?

「プレゼンの極意をご存じですか?」
というQuoraでの質問に回答させてもらいました

本やウェブでは数限りないノウハウが落ちていますよね。すべてに沿ったプレゼンができたらそりゃ成功するでしょ、と思うのですが、私のような口下手+凡人には無理。

なので、意識しているのは【2つだけ】です。
ただこれだけでも効果は高いと感じているので、現実的な路線、と考えていただければ。ではゆきます。

①えー、あのー を言わない

これ、無意識に、話の間をつなごうとしているからです。間をつながないと何だかいけない気がして。
また、今までの人生の中で、間ができてしまったから他人が話し始めて自分が損した経験があるから。

プレゼンは友人でも家族でもありませんので、間ができたからといって他者が話し始めるのは、ほぼ無いですよね。間がありすぎると「大丈夫?」と言われるかもしれませんけども。

反対に、間は、プレゼンでは効果を発揮します。提案・主張したことを、聴く側が頭で【噛みしめる】【整理整頓する】という瞬間を生んでくれます。
また、プレゼン全体に【重し】を作ってくれて、重厚感を演出もできます。

2つ目は

②心理効果を知る、使う

心理効果ってご存じですか?大手企業のパッケージやCM、テレビなど、実は多用されています。
マーケッターの基本のキと言われる知識です。

この心理効果を知っておくと何かと、いや、ものすごく便利です。

例えば・・・
プレゼンにおいては、どうメリットがあるのか?を推すより、どう損しないのか?を推したほうが効果的と言われています。人間は本能的に、得より損に重きを置くことがわかっているからです。これを【プロスペクト理論】といいます。
人間は猛獣を怖がらないと種として生き残れませんでした。この歴史と本能から、得より損のほうを重視せざるを得ない心理が形成されているわけです。

次の例として
たくさんの人に支持されていることを示す方法があります。プレゼン対象の商品・サービスそのものでなくても良いです。聴く人が類推できて、なんとなく説得力が出れば良し。
なんとなく、たくさんの人に支持されていて、大丈夫そうに聞こえる効果、これを【バンドワゴン効果】といいます。

別の例も挙げさせてください。
「今まで御社(聴く側)がやってきたことが、このプレゼンを承認することで無駄にならない」を示す。
聴く側が今まで時間とコストをかけてきた事と、プレゼン対象の商品・サービスとを関連させて、「いままでやってきたことが無駄になりませんよ?」と推す。これを【コンコルド効果】といいます。

これらの他にも【スノッブ効果】【バーナム効果】など使えるものが多数あります。
心理効果一覧、といったキーワードでググってみると楽しいですよ。

では、肩の力を抜いて、楽しんでください。

ページトップへ